堀江歯科クリニック Rotating Header Image

歯医者さんは歯を守る場所

前回までのスマイルニュース☺で虫歯の病因について様々な視点からのお話しをさせて頂きました。

原因がわかったら、今度はその原因を出来る限り取り除いてあげること‼これが大事ですね(^^)/

基本はやはり歯磨きです。これを無くして虫歯予防は語れません。

お子様は特に「歯磨きが楽しい?」と思ってくれる事はとても大切です。好きな味の歯磨き剤を使って磨くのも良いですし、歯磨きごっこで磨き合いをしても楽しんでできるかもしれません。あと、歯ぐきに当たっても痛くない歯ブラシを選んでください。仕上げ磨きを嫌がるお子様の中に、歯ブラシが痛い(≧◇≦)と言うケースも多々あります。

大人の方も、もちろん楽しく磨いて頂けたら嬉しいですが、どちらかというと虫歯の原因を理解し、的確な予防方法を知り、実行することが出来たら確実に成果が出ると思います。

まずは、自分の今の状態を知ることです。自分のリスクを知ることが出来たら、そこから的確な方法で予防をおこないます。

お口の中の虫歯菌の多い方、ドライマウスの方、食事改善が必要な方、リスクはそれぞれだと思います。

どなたでも共通しているところでは、リスク部位から歯を磨くと言うこです。だいたいの方は奥歯や歯の間です。それ以外では、誰でも磨き方の癖があると思います。意外にも、磨きやすい前歯の表面にいつも磨き残しがある方もいます。その自分の癖を知るには、歯垢に色をつけて染めだす検査を受けることです。小学校時代に学校で歯を赤く染め出した経験のある方いらっしゃるのではないでしょうか。自分できちんと磨いてると思っていても歯垢はけっこうしぶといので、染め出してみると真っ赤に染まるなんて事は良くあります。定期的に何度か染めて検査してみると、自分の癖や傾向がみえてきます。そこで、いつも染まるところがリスク部位になりますので、そこからはじめに磨いて頂きます。

もう一つ大切な事。

歯ブラシ1本で全部磨こうと思わない事です。

奥歯は空間が狭くなるので、必然的に届きにくくなります。きちんと磨きたい場所に歯ブラシが到達していないと、何度磨いてもまず歯垢は取れません。

歯の間は絶対に毛先は入りません。

歯の間は虫歯の好発部位です。デンタルフロスやデンタルフロスが通らないブリッジなどには歯間ブラシが必須アイテムとなります。

的確に磨いて歯垢を落とすには、それぞれの場所に合った的確な道具を使うことです。そうすることによって、歯磨きにかかる時間は短縮されますし、虫歯のリスクも確実に下がります。

まず、「自分のおくちの中知ってみる!」から始めませんか!(^^)!

目黒 歯医者/歯科 堀江歯科クリニック

日付:  カテゴリ:スマイルニュース