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アーカイブ: 3月 2018

予防歯科は未来の自分への先行投資

将来を見据えて、皆さま様々な事を行っていると思います。

その中で、「お口の健康に投資する価値」は将来お金では買えない貴重なものではないでしょうか。

歯周病はサイレントディジーズと言われ、気付かないうちに進行していく病気です。そう考えると始めるのは早いに越したことはありません。症状が出てからではすでにだいぶ進行していますので遅いのです。10代後半から20代で始めるのをお勧めします。

しかし、一人で予防歯科を実践するのはとても難しいです。歯科衛生士と二人三脚で予防歯科を始めてみませんか?

まず、今の口の中の状態を調べて将来のリスクを調べます。それを元にご自身に合ったセルフケアをご提案します。虫歯予防がメインなのか歯周病予防がメインなのかによっても使うブラシも変わります。

ちゃんと磨いているつもりでも、調べてみると磨き残しが思った以上にあったりします。そして、大抵の方がいつも同じところに磨き残しが存在し、そこがリスク部位となり、虫歯菌や歯周病菌が増殖していきます。

ここでお伝えしたいのが、適切なセルフケアを身に付ける事が何よりも重要という事です。定期的にクリニックへ通い、プロフェッショナルクリーニングする事も大切なのですが自分でセルフケアが出来てこそ活かされるのがプロフェッショナルクリーニングです。

まず、正しい磨き方を歯科衛生士に聞きにクリニックへいらしてください。そして歯を守る方法を知って下さい。知らないのは損ですよ!

この小さな一歩は大きく未来を変えてくれるはずです。大げさに聞こえますが、それくらい価値のあることなのです。

そして未来を変えるのは他の誰でもない、あなた自身です!歯を守る方法を知った後、その知識を実践していくかどうかは自分次第だからです。

ぜひ、早くから予防歯科を学び、実践していただきたいと思います。歯への投資は続けることで将来につながります。

「定年した人が後悔すること」の1位が歯だそうです。入れ歯で苦労されている方がとても多い…

「あの時ちゃんと予防をしていれば…」と後悔される方が一人でも少なくなればと願います。

 

 

目黒 歯医者/歯科 堀江歯科クリニック

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歯磨剤に配合されているフッ化物濃度

皆さま、フッ素が虫歯予防に効果的だということはすでにご存知の事かと思います。

歯科医療従事者向け冊子にこのような記事がありました。

昨年の今日、1,500ppmを上限とする高濃度フッ化物を配合した薬用歯磨剤が、厚生労働省から医薬部外品として承認されました。

これにより、国内上限が1,000ppmを超え、これまで日本国内では手に入らなかった1,000~1,500ppmのフッ化物配合歯磨剤が、スーパーやドラッグストア、歯科医院で購入出来るようになりました。

では、1,000ppmから1,500ppmへフッ化物濃度が上がることにより、どんな虫歯予防効果が期待できるのでしょうか。

WHOのテクニカルレポートでは1,000ppmを超える濃度のフッ化物配合歯磨剤では、濃度が500ppm上昇するごとに虫歯予防効果が6%増加すると述べられています。

また、米国国立疾病管理予防センターの報告では「6歳以上のう蝕リスクの高い人にとって、1,500ppmのフッ化物配合歯磨剤は有益であろう」と述べられています。

さらに、ウメオ大学(スウェーデン)が行ったフッ化物配合歯磨剤のシステマティックレビュー研究によれば「1,500ppmのフッ化物配合歯磨剤は、1,000ppm歯磨剤に比べて若年永久歯列にとって、9.7%う蝕予防効果が高いエビデンスが認められた」と報告しています。

次に、高濃度フッ化物配合歯磨剤の使用についての注意点です。

6歳未満のお子様への使用は控えて下さい。

基本的には15歳以上が1,000~1,500ppmの高濃度フッ化物配合歯磨剤の使用が推奨されています。

フッ化物は摂りすぎると急性毒性と慢性毒性が起こります。ただし、虫歯予防としてフッ化物配合歯磨剤を日常的に使用する分には、危険性はありませんので過剰に怖がる必要はありません。

ISO、WHO、米国歯科医師会などでは、6歳未満の子供に対するフッ化物配合歯磨剤の使用に制限を設けています。しかし日本では、フッ化物の全身応用(水道水フッ化物添加)を行っていないため、正しい量を使っている限り心配はありません。

今後は、6歳以上で虫歯リスクが高く、歯科医師が必要と判断した場合には、高濃度フッ化物配合歯磨剤を使用するケースも出てくると思います。

15歳未満のお子様は歯科医師の判断のもとで使用する事をお勧めします。

最後に、高濃度フッ化物配合歯磨剤の使用は基本的に15歳以上の虫歯リスクの高い方に是非使って頂きたいと思います。特にお勧めしたいのは、

・ミュータンス菌レベルが高い方

・かぶせ物などの修復物が多い方

・唾液が少ない方

などの虫歯リスクの高い方です。

上手に高濃度フッ化物配合歯磨剤を活用して下さい!(^^)!

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4月の矯正日

4月の長濱先生矯正日の日程です。

4月13日(金)18:00~

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リグロス歯周組織再生療法

リグロスは、健康保険適応の歯周組織再生療法です。

歯周病は進行するまでに自覚症状の少ない病気です。そのため、気付いたときには病気が進行して、歯を支える歯槽骨などの歯周組織が破壊され、歯を抜かなければならない場合もあります。

歯周組織再生療法は、歯を支えている歯周組織を再生する治療法です。この治療を受けることで進行した歯周病でも歯を抜かずに治療出来る可能性があります

適応症または禁忌症の診断を適切に行い、治療スケジュールをたてていきます。

全ての歯周病に適応するわけではありません。まずは、診査・診断が必要です。

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