みなさん、デンタルフロスをお使いですか?
歯と歯の間をお掃除する道具ですが、毎日使う歯ブラシと同じくらい必要不可欠な道具なのです!
まず、どんなに丁寧に歯ブラシで歯を磨いても、歯の間の歯垢(プラーク)は取りきれません。
そうなると、デンタルフロスを使わない場合、歯の間は何日も、もしくは何年も磨かれず、歯垢(プラーク)が付きっぱなしということになります。
想像するだけでもちょっとゾッとしますよね…。
虫歯や歯周病は病原菌が歯面にプラークバイオフィルムを形成することで起こる”感染性疾患”です。
歯垢(プラーク)は、お口の中でどんなに狭い隙間や溝にも入り込みベタッとくっつきます。
そして、機械的な力を加えてあげなければ取り除くことは出来ません。薬用成分が入っているうがい薬での洗口だけでは取れないということです。
では、歯のどの場所に付着した歯垢(プラーク)が最も虫歯のリスクが高いか考えたことはありますか?
そこで、1つプチ情報です。
”歯垢(プラーク)は、付着する場所によってpH値が異なることが複数のエビデンスによって明らかにされています。”
同じ歯の間でも、表面に近いところに付着している歯垢(プラーク)は付き方も薄いため、唾液が到達しやすく酸を流してくれるのでpHが低くなりにくいのですが、
歯の間の奥深くに入れば入るほど唾液が届きにくくなりpHは低くなります。
と言うことは…
歯の場所で最も虫歯のリスクが高いところの一つは、
”歯と歯の奥深い間”
となります。
このエビデンスから、”歯垢(プラーク)”をすべてひっくるめて見てはいけないことがわかります。
どんなに歯ブラシをきちんとされている方でも、歯の間には補助的なクリーニング手段(デンタルフロスもしくは歯間ブラシ)が必要なことがわかりますね(^-^)
みなさん、虫歯や歯周病予防のために毎日のデンタルフロスを始めて下さいね!
日付: 2012年10月24日 カテゴリ:スマイルニュース