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カテゴリ: スマイルニュース

歯の予防ケア

世代別「後悔していること」ランキングで40~50代の第1位が歯のケアをしっかりしておくべきだったとのアンケート結果がありました。

(出典:「PRESIDENT 2020.3.6」)

このアンケートは深い意味があるなとしみじみ思いました。

まず、一生自分の歯で噛めるためのポイントは、虫歯・歯周病にしないで極力歯を削らない事です。しかし、歯の疾患は自覚症状が出てから受診されるとほとんどのケースが症状が進行していて虫歯の場合は歯を削らざるおえない、歯周病の場合は歯を支えている骨(歯槽骨)が下がり治療後もリスクが残る状態になることが多いです。

そこで大切なのは、なるべく早いうちに定期検診と予防ケアを歯科医院で受ける事です。

予防ケアは年齢がいってからでは遅いということはありません。まず今、歯を大切に保とうと思った時に始める事です。今は治療の選択肢も増えて、歯を失ったらインプラントを入れたらとお考えになられる方も多いかと思いますが、それも診査・診断の上で適応な方は可能ですが全ての方が可能なわけではありません。

歯は予防ケアの方法が確立されているので、的確に予防を行えば結果は得られます。だからこそ、後悔される事のないよう予防ケアを受けて未来への健康貯金をしていただきたいと思います。すでに歯を失ってしまった方も、これ以上歯を失わないように頑張りましょう!

是非、「予防ケアをしたい!」とご連絡してください。皆さまのホームドクターとして健康管理のお手伝いが出来たら嬉しいです。

 

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セルフチェックしてますか?

新年あけましておめでとうございます。

鏡を見るときに、皆さんお顔は良く見られると思います。気になるところや特徴も良く理解されているのではないでしょうか。では、鏡を見るときに、お口の中を見られることはありますか?自分の歯の形や色、歯並びや特徴をご存知ですか?なかなかお口の中を良く見ることは少ないのではないかと思います。また、鏡で見える範囲も限られてしまいますので、すべて見て把握することは難しいですよね。しかし、見える範囲でも自分のお口の状態を知ることはとても大事です。

・歯ぐきの色はピンク色ですか?

・歯ぐきは退縮していませんか?

・腫れてプクプクしていませんか?

・歯に着色は付いていませんか?

・舌が汚れていませんか?

・見える範囲で虫歯はありませんか?

などなど、ちょくちょく自分のお口の中を見ていると、自分で変化に気付くこともあります。わかりやすいのは舌です。舌が汚れていると、口臭の原因になりますので、優しく舌クリーナーで汚れを取り除くことで、お口がさっぱりしますし、口臭も予防できます。まず、自分で自分の状態を知ることで、関心を持つようになり、きれいに保ちたいと思う気持ちが湧いてきます。それだけで、歯や歯ぐきを健康に保つパーセンテージが上がると思います。

では、磨き残しがあるかどうかをセルフチェックする方法です。見た目では歯垢の色と歯の色は似ているので、なかなか見分けにくいですが、歯垢染色剤を使うと磨き残しの部位が染め出されて一目瞭然となります。歯科検診の時に行うことが多いですが、ご家庭でもたまに行っていただくととても効果的です。ごくたまに歯科医院での検診時に磨き残しを染め出して見ても磨けていない部位がどこなのか、あまり記憶に残らなかったり時間が経つと忘れてしまうものです。磨き残しは大抵いつも同じ場所というケースが多いです。そのため、リスク部位を知って把握しておくことで、病気から守りやすくなります。

歯は、お顔の印象を決める大切な要素です。鏡で見えない奥や裏側は定期検診でチェックしてもらって下さい。歯はセルフチェックとプロフェッショナルチェックの両方がとても大切です。

 

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歯の寿命

人には寿命があります。日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.26歳と言われています。では、歯の寿命はどれくらいなのでしょうか。

野生動物は歯がなくなったら命をおとすと言われています。食べられなくなるからです。歯の有無が命に直結しているのです。では、人間はどうでしょうか。遥か昔は野生動物と同じように歯がなくなったら食べられなくなり、命に関わることになったでしょう。しかし現代は医療技術が発達し、虫歯は早くに治療すれば歯を維持できますし、入れ歯やインプラントを入れることで歯を補うこともできます。

ひと昔前は、人は高齢になると歯が弱くなり入れ歯になるものだと誰もが思っていたように感じます。しかしそれは、歯を健康に保つためのノウハウを知らなかったが為に年齢を重ねていく中で、疾患に罹り歯を失ってしまったのです。

では、人の歯の寿命はどれくらいなのか。それは、適切なお手入れをしていけば命の寿命と同等なのです。生涯自分の歯で食事を美味しく食べることが出来ます。歯は加齢によりすり減りや破折など外傷で傷むこともありますが、多くは細菌感染による疾患で失われています。それが虫歯や歯周病です。なので、細菌感染を出来る限り起こさないように気を付けてお手入れをしていけば、歯は生涯健康に残すことは可能です。

人は食材を美味しく味付けて調理し、食事をとっているのでその分どうしても適切なお手入れが必要なのです。野生動物は食材をそのまま食べているので、特別なお手入れをしなくても歯をある程度維持できます。美味しい食事がいただけることに感謝すると共に、歯の健康を守る方法を実践し、いつまでも豊かな生活を過ごしていただきたいと思います。

適切なお手入れは決して難しくはありません。ただ、毎日継続していくことが重要でそれがなかなか難しいのかもしれません。しかし、自分の豊かな生活を守るために毎日の小さな行動が大きな成果を未来にもたらしてくれます。

歯は疾患に罹ってしまってから治すより、疾患に罹らないように予防し維持していくことの方が何倍も歯の寿命を延ばすことができます。しかも治療費もさほどかからずに。

適切なお手入れができているかどうか自己判断はなかなか難しいものです。お口の中は直視出来ないからです。定期的に専門家のチェックを受けて下さい。ご自身で気付いていなかったことがわかることもたくさんあります。そして、歯の寿命を延ばして下さい!(^^)!

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口腔ケアでインフルエンザ予防

今年もインフルエンザが流行してきました。
インフルエンザ予防に口内ケアが有効なのをご存じですか?
口やのどに存在する細菌はプロテアーゼやノイラミニダーゼなどの酵素を生産します。
このような酵素は、口やのどの粘膜守る層を破壊し、ウイルス感染を起こしやすくしたり、ウイルスの細胞から細胞への感染も助長します。
口内ケアで、これらの酵素を生産する細菌を減らすことができます。
冬こそホームケアと、歯科医院でのプロフェッショナルケアで歯周病・虫歯・インフルエンザも予防して、健康管理をしていきましょう!

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動脈硬化

『病は口から』

動脈硬化というと中高年が発症するものと思われがちですが、じつは動脈の「硬化」自体はゼロ歳から初期病変が見られます。大切なのは硬化を進める危険因子を避け、予防していくことです。

 

『心臓の血管から歯周病菌を発見』

歯周病患者で心冠状動脈のバイパス手術(詰まった動脈の先にバイパスをつくる手術)を受けた人の血管壁を調べたところ、約25%の人から歯周病菌が見つかりました。さらに歯周病が重度の方ほどP.gingivalis等の菌の検出率も高いことが判明。歯周病菌が歯肉溝から血管に入り、全身に影響を及ぼすことが証明されました。

(出典:タフトクラブvol.153)


 

歯周病菌は口の中だけでとどまっている訳でなく、血管に入りこみ全身に流れていることがわかります。そして中高年になったら心配な訳ではなく、年齢が若い頃から気を付けておく必要があります。セルフケアの方法を身に付けることで、様々な疾患から体を守ることにつながり、総合的に健康を保てることにつながります。

歯周病がまさか命に関わるとはなかなか想像がつかないと思います。人の体には多くの菌がいますが、善玉菌を増やす生活習慣がとても大切です。今の生活習慣をベースに、出来ることから少しずつ、無理なく改善ができたら素晴らしいですね。重要なのは、短期間気持ちが入って頑張るよりも、無理なく長く続けられることです。

皆さまの笑顔を守れるように、私達も日々頑張って参ります!

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1本の歯の価値

先日、歯科雑誌にこのような記事がありました。

 


『あなたの歯の価値、1本いくら?』

ある大学で歯の資産価値に関するこんな意識調査が行われました。「すべての歯を資産として算定した場合、いくらぐらいの価値があると思いますか」調査の結果、日本人が考える歯の価値は平均35万円/1本だったそうです。この金額は安いと思いますか?高いと思いますか?

現在、失った歯を補うための治療方法はたくさんあります。まず、メジャーなのが入れ歯。総入れ歯であっても、保険適用だと患者様支払金額は数千円程度です。ブリッジの場合は、保険適用でだいたい1本1万円。審美面でも咬合面でも天然歯に近いと言われるインプラントは、手術費なども含めて1本30~50万円。日本人が考える歯の価値と同じくらいの金額です。しかし、修復した歯に修復する前の天然歯と同じ価値があるかというと、そうではないですよね。そもそも歯を1本失った場合、抜けた部位がポッカリ空くだけ、というわけにはいきません。全体の歯並びがずれて、笑顔がいびつになる。嚙み合わせが変わって、栄養のあるものが咀嚼しにくくなる…等。さらに、歯を失う原因が重度の歯周病だった場合、周囲の歯ぐきには間違いなくひどい炎症が起こっています。隣接する歯も抜ける可能性が高く、そこにいる大量の歯周病菌が全身へ回れば、全身疾患を引き起こしかねません。そう考えると、そもそも ゛歯1本の価値  ゛を定義すること自体が難しく無謀なことのように思えてきませんか?

歯を失うということは、口全体、そして全身にも、人生にも影響が及ぶ大きな問題。そのすべてを、お金に換算することなどできないのです。

(出典:タフトクラブ vol.154)


 

改めて本当に大切なのは何かを考えさせられる内容でした。

歯が全身の健康に関わること、本当の歯の価値を知れば、「絶対に失いたくない」と思われるはずです。歯が健康な状態であるということは、お金には代えられない価値があります。ぜひ、それを知って実感していただきたいと思います。どうすれば健康なお口を保てるのか、その方法を一人一人わかりやすくお伝えするために歯科衛生士も日々頑張っています。

どんなに小さな違和感でも放置せずに検査して下さい。そして、治療をするために歯医者さんへ行くのではなく、予防をするために歯医者さんへ行く方がどんどん増えてほしいと願っています。未来の自分のために(^-^)

 

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歯やお口の問題を先延ばしされていませんか?

日本歯科医師会が昨年、15歳から79歳の男女1万人を対象に行った「歯科医療に関する生活者調査」によると、日常生活では物事を先に片付ける「対応派」が73.4%と多いが、歯科医院での健診・受診についてはギリギリまで対応しない「先延ばし派」の方が52.7%と多く、「先延ばし派」が「対応派」を逆転し、歯科健診が先延ばしにされている実態が明らかになった。

年代別にみてみると、「先延ばし派」が最も多いのが20代で6割を占めるという結果に。そのうちの6割が自分の歯や口について「健康だとは思わない」と回答。「健康だと思う」という人は3割台にとどまった。20代の「対応派」の35.4%は定期的に歯科医師のチェックを受けているのに対し、「先延ばし派」は12.7%と20ポイントも少ない。しかも、これまで1度も歯科医師の治療やチェックを受けたことがないという人が13.7%もいるという。

(出典:「Dentalism 35 SUMMER 2019」)

 

歯やお口の問題が先延ばしになってしまう要因は様々あると思います。ただ、結論から先に申し上げると、先延ばしにしてしまった多くの方が後悔されているということです。何か歯やお口の問題を感じた時には症状がある程度進行してしまっているケースが多々あります。症状の初期段階では、違和感や痛みを感じない事が多いからです。また、違和感や痛みが出ても、少し様子をみていたら治ったという経験をされた方も多くいらっしゃると思います。それも本当に治っていれば良いのですが、病気が進行している中で一旦症状が出なくなる時期があるというだけの場合も多いので、症状がなくなったからといって大丈夫なわけではない場合が多くあります。

また、お口の中はご自身で直視出来ない場所なので、感覚での判断になることが多いと思います。見えない部分なので病気が進行していても、どうにかしなくては!と思いにくいのもあると思います。見えないところなので尚更、定期健診が必要です。そこで早期発見・早期治療が可能になり、治療自体も簡単に済むことが多く、体の負担も費用面も軽減されます。

20代~30代の方は学校や仕事など忙しく、なかなか健診に行くことが時間的に難しいかもしれません。そしてまだまだ健康を意識することもないかもしれません。ただ、この頃のケアが今後を大きく左右します!人生100年時代といわれる中で、健康寿命を延ばすことは大切です。それには、歯を健康に保つことは必須なのです!

 


 

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虫歯0(カリエスフリー)を目指して

日本人の歯を失う原因のほとんどは虫歯と歯周病です。日本人の虫歯罹患率は低下してきていますが、海外の先進国の人々とは異なり、お口の中が不健康な状態の人が圧倒的に多いです。それは、まだ多くの人が自分の歯が悪くなってから初めて歯科を受診される事に関係していると思います。

人間は永久歯にはえかわると一生その歯を大切に使っていかなければなりません。なぜなら、二度とはえかわらないからです。もちろん誰でも知っていることなのですが、大切にする方法を知らないと歯を守れません。そして、その事や方法を知る時期としてはできるだけ早く、子供の時に知ることが重要なのです。乳歯の時に虫歯ができてしまったとしても、子供の時にきちんと虫歯予防の方法を知り、予防を実行することで、虫歯0(カリエスフリー)を目指すことができます。

その時、保護者様や歯科医師・歯科衛生士が寄り添い、導いてあげることができれば、子供達は一度も歯を削ることなく自分自身で予防を実践し、健康なお口を保つことができると思います。

ぜひ、小さなお子様の時期から歯の定期検診・メインテナンスを受けてください。歯医者は歯が悪くなってから行くところではなく、歯が悪くならないために行くところと教えてあげてください。その経験がお子様の一生の財産となると思います。

また、歯磨きを教えてあげるように、デンタルフロスも一緒に教えてあげることが重要です。お口の中で虫歯になりやすい場所の第1位が歯の間です。ですが、歯の間を磨くデンタルフロスは虫歯予防には必須のアイテムですが、必ず歯ブラシと一緒にやるものとなかなか教えられてこなかったので、大人になってから苦労される方が多いように感じます。

これは習慣なので、最初から歯を磨くのは歯ブラシとデンタルフロスを使うのが当たり前と覚えることで、将来大人になって大変な思いをすることもありません。

はえたての乳歯は歯もやわらかいので虫歯になりやすく、進行も早いです。なので、特に早期発見が重要になります。

「歯医者は歯が悪くなってから行くところではなく、歯が悪くならないために行くところ」

こうなる日が近いことを願っています(^-^)

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自分の健康に対する責任感を養う

日本は超高齢化社会を迎え、健康寿命をいかに維持していくかが大きなテーマではないでしょうか。

昔は、年を取ると歯は弱くなり抜けてしまうのが当たり前のように思われてきました。

しかし今は、年を重ねてもお口のお手入れを適切に行っていけば、歯の健康は保てることが広く認知されてきています。

そこで根本的で本質的なこと。「自分の健康に対する責任感を養う」ことこそ健康寿命を維持するための最も重要な要素です。

では、「自分の健康に対する責任感を養う」とはどういうことでしょうか。

歯に関して言えば、生涯ずっと歯を守っていくには当然、毎日の口腔ケアが必要です。でも、人に言われたからやるでは長続きしません。毎日欠かさずケアをする意欲は、自分で自分の健康を守るという責任感があってはじめて生まれるものです。

・何をすれば健康になれるのか

・健康とはどういうものか

まずこれを知ることで、自らセルフケアを行うきっかけになると思います。

具体的にはこのような例があります。

「歯茎の腫れや出血があり、来院された患者様がいました。まずセルフケアのアドバイスを歯科医師や歯科衛生士から受けご自宅で真剣に取り組まれました。すると数日でセルフケアのスピードや手際も良くなり、歯茎の状態も良くなりはじめます。毎日取り組み、5日ほどで出血がおさまったり、腫れが引いたりなど、お口の中は明らかに改善していました。患者様はこれが健康な状態なのだと実感され、大きな手ごたえを感じました。今まではお口のことは歯医者に任せていたけれど、自分の努力で健康にできた!と感じたそうです。」

このような経験が自信と責任感をもたらし、今後ケアを続けていくモチベーションにつながります。また、ご自身の健康についてぜひ考えてみて下さい。歯のことで過去にどんな経験をしてきたのか、今のお口の状態をどう感じているのか、気になる部分はどこでありどんな状態にしたいのか。

お口の健康を損なってしまった場合、例えば多くの歯を失ってしまった場合にお金をかければある程度は機能回復できます。しかし、決して元の健康な状態に戻せるわけではありません。やはり一度失ってしまってからでは元通りには戻せないのです。

定期的に歯医者に通ってメンテナンスを受けていれば、お口の健康が保てるわけではありません。自分の健康を自分で守っていく気持ちがあってこそなのです。

ご来院される皆さまを心から気遣い、自立心を尊重し、自分の健康を自分で守っていくのを見守り、支えることが出来たらと思っています(^-^)

 

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睡眠時無呼吸症候群とマウスピース

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは睡眠中にたびたび呼吸が停止したり弱くなることで、十分な酸素を取り込めなくなったり熟睡できなくなったりする病気です。

この病気が原因で、様々な症状が出てくることで、日常生活に支障をきたす場合もあります。また睡眠時無呼吸症候群は、生活習慣病とも深く関係しており、放置すると生命の危険にさらされる恐れもあります。

では、睡眠時無呼吸症候群の症状はどの様なものでしょうか。

◎睡眠中のいびき、10秒以上の呼吸停止、時に呼吸停止が1分を超える場合もあります

◎夜中に目が覚める(途中覚醒)、夜間尿回数の増加

◎起床時の頭痛、熟睡感がない

◎昼間の眠気、倦怠感、居眠り

◎集中力、記憶力の低下

睡眠時無呼吸症候群の原因は寝ている間に、上気道(空気の通り道)が塞がることで起こります。

それを口腔内装置(マウスピース)を装着することで、下顎が少し前に出て舌が上がり、気道が広がることで呼吸はしやすくなります。

マウスピースの種類は上下一体型(モノブロックタイプ)と上下分離型(ソムノデント)があります。

 

上下一体型(モノブロックタイプ)

長所:保険適応されているため製作費用が安価

短所:上下顎が固定されているため、下顎の位置を細かく微調整が出来ない

使用により、不快感や顎関節を痛める時がある

嚥下や咳がうまくできない

上下分離型(ソムノデント)※欧米の主流タイプ

長所:上下分離型で下顎を動かせるため、顎関節に負担が少なく、また嚥下もできる

装置内部にソフトな素材を採用しているため、装着感が良く、着脱も簡便

下顎の微調整ができるため、長期使用しても適切な状況で使用出来ます

短所:保険適応外

 

睡眠時無呼吸症候群の症状がある方はどうぞお早めに受診をされることをお勧めします。

 

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